1969年

 1969(昭和44)年8月17日、滋賀県北小松。同志社高校アーチェリー部夏合宿。アルバムのアーチェリー写真の中で一番古い、そして1ページ目に貼ってある1枚です。アーチェリーを始めて、5ヶ月。高校一年の勇壮。
 
 Black Widow TF 66-37# Grip2
 EASTON 24SRT-X 1716 フェザー
 ヤマハ YS-U サイト
 
 親に3年間バイクの免許は取りません。この弓で3年間頑張ります。と約束して、買ってもらった最初のマイボウです。今、写真の裏を見たらこの名機TFが当時は¥57,000であったことが分りました。
 免許の約束は守ったものの、半年後にはHoyt 4PMのローズウッドを、そしてテイクダウンになる1974年までに親のスネをかじって買い換えたHoyt が10本。。。。。「世界」と「本気」について考え、アーチェリーに無我夢中の日々でした。
 
 
 
 母校、同志社高校のレンジ(京都市岩倉)に行ってきました。後輩からこのレンジが来年にはなくなるとのメイルをもらい、約20年ぶりに射ってきました。
 ここはアーチェリーを始めた場所であると同時に、青春の8年間を過ごした場所です。朝から晩まで、一日少なくとも300射、一年で10万射を超えて練習した場所です。高校の頃は朝の6時から礼拝カードを友人に出してもらい。特別教室の授業は窓から抜け出して。夜は的が見えなくなるまで。大学の頃はクラブに入らなかったので、レンジに通うというよりレンジからたまに教室に通うような毎日。そして社会人になってからは、朝の4時に家を出て、浪曲アワーと心のともしびを聞きながらレンジへ。朝陽とともに射ちだし、夜は車のヘッドライトで的を照らして練習。
 2002(平成14)年8月18日

 ヤマハ Forged 
      + YK2002 68-39# RMX
 PRO Select 210 Pin2 エリート23

 あれから34年。34年前に始めたのではなく、ずっと射ち続けて34年。アーチェリーは趣味や道楽ではなく、人生であり自分のすべてです。
 

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