簡単に言えば、矢の重心位置が矢の中央よりどれだけ(何%)ポイント側にあるか、ということです。最近ではNIBB
の8%ポイントも販売されているようですが、最初はNIBB
の7%ポイントと9%ポイントの2種類だけで、7%=レギュラーポイント、9%=ヘビーポイント
の新しい呼び名だったのです。 |
しかし現在
NIBBポイントが単なる商品名になったのは、当時もそうなのですが多くのサイズがあるシャフトでさまざまの長さにおいて、そのポイントを取り付ければ7%や9%の重心位置の移動が約束されると考える方がおかしいのであって、これらの名称は目安でしかありませんでした。そのため、現在では
F.O.C.という測定の基準だけが残っています。 |
最近のカーボンアローの場合、アウトドアで120グレインといったポイントを使うこともありますが、一般的には100グレイン前後のポイントを使用するアーチャーがほとんどであり、結果的には10数%のF.O.C.ということになります。しかし、アルミアローでは、例えば2014のNIBB7%ポイントで71.2グレイン、NIBB9%ポイントで89.8グレインですから、これを129.8グレインにするということはレギュラーポイントの倍近い重さのポイントであり、インドア仕様の特別のチューニングと考えるべきです。 |
ということで、質問の
NIBB9%は一般的なヘビーポイントであり、それよりも40グレイン重くする方法ということです。(その結果F.O.C.が何%になるかは、とりあえずは関係ないのです。)
ともかくはヘビーポイントよりも1.5倍近い重さのポイントを使う矢を作りたいわけです。 |