こんなことはダメよ

 初心者に限ったことではないのですが、アーチェリーを楽しく安全にプレイするために次のことは注意してください! 絶対に守ってください!!
 
 ■ 決して人に向かって弓を引かない!
 弓も矢も元々は武器であり、凶器です。冗談であっても決して人に向かって弓を引くことのないようにしてください。アーチェリーをスポーツとして楽しむ時の、最低限の絶対守らなければならないルールです。
 ましてや、飛んでいる矢を受けようなどとは決して考えないでください。不可能ですから。
 
 ■ 的に向かって以外は、決して矢を射たない!
 現在の弓の強さは、初心者用であっても充分な殺傷力を持っています。決して的以外に向かって引いたり、射ったりしないでください。ましてや、広い場所であっても上に向けて射つことは非常に危険な行為です。絶対行わないでください。
 また、的(タタミ)であっても強い弓やカーボンアローでは矢が貫通することもあります。的の状態や的後方の安全を充分確認するようにしましょう。

 水中に向かって矢を放すと、矢や発射角度によっては水面に跳ね返って飛び出すことがあります。空に向かって射つのと同様、決して行わないでください。冗談でも動物を射ったりしないでください。

 
 ■ 自分の技術を過信しない!
 的の後方だけでなく、左右にも注意を払いましょう。特に右射ちアーチャーの場合は、矢がレストから落ちて発射されると、矢は大きく左方向に逸れて地面を這って飛ぶことがあります。いくら自信があっても矢取りの際などは、弓を引くことを中断しましょう。安全が何にもまして優先されます。
 
 ■ 短すぎる矢は使わない!
 特に初心者の場合、短すぎる矢の使用は避けましょう。矢がレストから落ちて左前方に飛ぶだけでなく、自分の手を射つ危険性があります。矢が折れたりヒビが入っていないかの点検同様に、充分に注意しましょう。
 
 ■ 矢を抜くときは、後方に注意を払おう!
 矢は先端のポイントも危険ですが、反対側のノックにも注意を払ってください。割れたりヒビが入っていないことを確認するのは当然ですが、的から矢を抜く時は後方に人がいないことを確認したうえで、一本一本矢の的側をしっかり持って真っ直ぐに抜いてください。
 
 ■ アーチェリーに適した服装を!
 ストリングが引っかかるので、ネクタイなどを着用してのシューティングは行わないでください。

 またユニフォームと言っても、チャイナドレスや看護婦さんの格好、そして見苦しい服装は貴族のスポーツであるアーチェリーには適しませんので、くれぐれもご注意ください!

 

 これらは安全のための最低限のマナーとルールです。初心者は指導者の指示を守り、安全が確保された練習場で指導者と一緒にアーチェリーを楽しみましょう。また、弓具の点検は毎回行うようにしてください。
(良い子の皆さんは、決して上にある写真のようなことは行わないでください。これはホームページ用に撮影したものです。)

copyright (c) 2010 @‐rchery.com  All Rights Reserved.
I love Archery