昔むかし、成田空港反対闘争の時、ヘルメットのおにいさんがヤグラの上から初心者用のワンピースボウに矢をつがえて、下の機動隊めがけて射っていたのを覚えています。ただ、その時のニュースの画面の記憶では、ストリングを弓の逆側にに張っていたと思います。いくらアーチェリーでも逆側にストリングを張っては、人も殺せませんよね。あの時矢は落ちていっただけだったのかな・・・・。 |
そこで弓にストリングを正しく張る方法です。初心者は射ち方同様、これもちゃんと指導者に付いて教えてもらわないと大怪我をすることがあります。基本的な注意だけを記します。慣れるまでは必ず指導者の指示に従いましょう。 |
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初心者の場合、最初は「ストリンガー」と呼ばれる、弓にストリングを張るための道具から入るのが一般的です。 |
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詳しい説明は省きますが、弓の上のリムにはストリングのループを通し、下のリムにはストリングをしっかりとチップの溝に掛けたうえで、このストリンガーという道具を取り付けます。上下のチップに写真のような皮製のキャップをかぶせて、そこに付いている紐を踏んで弓を持ち上げれば弓がたわんでストリングを張ることができるというわけです。
あまり上まで引き上げずにすむように、最初に紐の長さを調整しておくのと、キャップをしっかり掛けること、そして真っ直ぐに引き上げるようにすれば初心者でも簡単にストリングを張ることができるはずです。 |