|  ヤマハが対外的に公表している耐久性の基準は、 |  
    
 
     
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          @ 実射促進耐久テスト | 
    
    
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        「弓の強さ:50ポンド基準」    
        ×  「耐久性:6万射以上」 |    
    
  
      
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        |  ここで言う、「耐久性」は弓の強さと強い相関関係にあるので、ヤマハが実際に製造・販売しているリムの「最上位のポンド数の耐久性」を基準において公表しています。それが50ポンドという訳です。 |   
    
  
      
        |  では、50ポンドの弓を誰が射つのか。普通のアーチャーが一年間で射つ矢の数は2万本を超えれば、それは結構練習している方でしょう。週に4日以上、一日100数十本を射つと2万射を超えます。とはいえ、実射耐久テストを人間が行うのでは何年かかるか分かりません。そこで登場するのがシューティングマシン、それも耐久テスト用のマシンです。 |  
    
 
     
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        |  これを使って「26インチ引き  
        /  
        40%相当の衝撃負荷空射ち」を一本のテストサンプルに対して6万回繰り返されます。 |   
    
  
      
        |  ここで言う「衝撃負荷」とは、単純なドローイングの繰返しの静的応力負荷の反復だけでなく、実際のシューティングで弓に作用する衝撃力と同等以上の衝撃力(ショック)を与えるテスト方法を指し、「40%相当」のレベルとは、空射ちのショックと実際のシュートでのショックとの中間レベルの強い衝撃力と考えればよく、分かり易く言えば矢をつがえずに26インチを引っ張ったところから弦を放す(空射ち)動作をハンドルを固定した状態で行うのです。 |   
    
  
      
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          A 熱衝撃(熱冷クリープ)テスト | 
    
    
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        「(−20℃/16時間 +   
        50℃/8時間)× 10サイクル」 |    
    
  
      
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        (28インチ引き/連続フルドロー状態保持) |   
    
  
      
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        |  この「熱冷クリープ」は零下20度の冷凍庫と50度の乾燥炉を往復するものですが、単にストリングを張った弓というだけではなく、グリップとストリングの間につっかえ棒のようなものを入れて、28インチを引っ張った状態の形でこれらの過酷な条件に置くものです。 |   
    
  
      
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          B 耐乾・耐湿(乾湿クリープ)テスト | 
    
    
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          C 耐候(耐紫外線・耐雨)テスト | 
    
    
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