パワーダンパー R

 まったく新しい発想と日本が誇る最先端素材から生まれた

リムの性能やエネルギーを損なうことなく、

弓の不良振動や衝撃を確実に吸収発散します。(特許出願済)

which was born from a revolutionary Japanese idea
and cutting-edge material of which we are proud.
The material completely absorbs
and exhales bad oscillation and impact shock of the bow
without spoiling the efficiency and energy of the limb.
( Patent Pend.)

*This cutting-edge Japanese material is 
a very particular rubber called "Low Rebounding Rubber".
In appearance it is no different from ordinary rubber.
The difference is that Kinetic energy changes to Thermal energy.
 『パワーダンパーR』に使用されているのは、普通のゴムやスポンジではありません。日本が誇るハイテク素材のひとつである、「低反発ゴム」と呼ばれる非常に特殊なゴムです。
 最近テレビなどでボールやガラスコップ、あるいは生卵をゴム状のシートの上に落としても、跳ね返ったり割れたりしない映像をご覧になったことはありませんか? あれが外見は普通のゴムと変わりませんが、外から受ける運動エネルギーを熱エネルギーに変換して吸収、発散するという「低反発ゴム」なのです。
 プロセレクトプロジェクトでは、この「低反発ゴム」をスポンジ状に加工した素材に、同じ特殊ゴムで工業用ローラーや歯車に使用する耐磨耗性に優れた「特殊耐磨耗ゴム」を積層成型させて、これまでにない発想で『パワーダンパーR』を開発しました。
 『パワーダンパーR』は、リカーブボウの上下リムそれぞれのストリングとの間に取り付けるダンパーです。このダンパーが凄いのは、リリース時に矢が発射されるストリングハイト位置までは、リムの性能や矢に与えるエネルギーにほとんど干渉することがない点です。しかし一旦矢が発射されてからは、ストリングがパワーダンパーを叩けば叩くほどに、その衝撃や振動を解消してくれるのです。弓の性能やリムの反発力を落とすことなく、弓とストリングの不良振動や発射時の衝撃を確実に元から取るという、まったく新しい発想の高性能、高品質リムセーバーなのです。
 また表面の「特殊耐磨耗ゴム」は、ストリングに触れる部分と「低反発ゴム」の耐久性、耐候性を向上させるだけでなく、ストリングからの「線」のエネルギーを「面」で「低反発ゴム」に伝えることで、より効果的な振動と衝撃の吸収を実現しています。
 ぜひこの機会に、日本が誇る最先端素材の性能を体感してみてください。『パワーダンパーR』が、これまでのリムセーバーとはまったく異なることが1射でわかるはずです。
 

■ パワーダンパーR の優れた特徴
□ パワーダンパーはストリングがダンパーを叩けば叩くほど、その衝撃や振動を吸収発散します。このことはチューニング等の問題から発生する不良振動だけでなく、シューティング上のミスやトラブルから発生した振動やリムのバタツキを効率よく解消してくれます。上級者から初心者まで、すべてのアーチャーにとって有効な道具であり、的中精度を高めるだけでなく、フォームの安定や習得にも効果を発揮します。
□ パワーダンパーは低反発ゴムをスポンジ状に成型した素材を使用することで、衝撃吸収効果の高い素材になると同時に非常に軽量です。そのためリムに重量的負担をほとんどかけることなく、弓そのものが持つ反発力や性能に影響を及ぼすことがほとんどありません。
□ パワーダンパーはリリースされたストリングがストリングハイト位置に復元するまで、ストリングに触れていないので、リムの基本性能にまったく影響を及ぼしません。そのため、パワーダンパーの取り付けや交換はストリングを張ったままの状態で、簡単に行なえます。
□ パワーダンパーの表面には耐磨耗性に優れる特殊ゴムが積層されています。そのため、ストリングとの接触による疲労を和らげるだけでなく、ストリングからの線のエネルギーを低反発ゴムに面で伝えることで一層の衝撃吸収効果を発揮します。
□ パワーダンパーの表面には弦溝が配されています。これによってストリングの横ぶれやビビリ音などの不良振動も除去することができます。
 
■ パワーダンパーR の装着方法
□ パワーダンパーは付属の両面テープで上下リムそれぞれに貼り付けます。装着するリム表面は、アルコールなどで拭いて脂や汚れのないようにしてください。(シンナーなどの有機溶剤は決して使用しないでください。)
□ 装着はストリングを張ったままの状態でもできます。貼り付けるリムの長さ方向に対する位置は、普段使用するストリングハイトの状態に弓をセットして、パワーダンパー表面の溝位置がストリングにほんの少し触れる位置を決めてください。
□ パワーダンパーとストリングが離れないように取り付けてください。
□ 弓によってリカーブの形状やティラーハイト、その他すべて上下が異なります。パワーダンパーは上下とも同じ位置に付けるのではなく、ストリングに触る位置で上下それぞれ位置決めをして取り付けてください。なお、2個1組のパワーダンパーですが、表面の弦溝の長さが少し違えてあります。溝の長い方のダンパーを下リムに使われるのがいいかもしれません。貼り付ける前に、リムに当ててみてご判断ください。
□ そのうえで、リムの幅方向に対する位置をリムの中央に真っ直ぐ取り付けられるように印を付けてください。
□ パワーダンパーは付属している粘着テープで装着しますが、接着する前に必ず貼り付ける位置を上下リムそれぞれに決めてください。ペンでリムかストリングに印を付けて位置決めして貼ることをお奨めします。(粘着テープは一度貼り付けると、貼り直しはできません。)
□ あとは印に合わせてパワーダンパーをしっかり貼り付ければ、できあがりです。
 
■ パワーダンパーR のその他の注意事項
□ パワーダンパーの素材は劣化が激しい素材ではありませんが、あくまで消耗パーツとお考えください。素材の状態などを見て交換が必要と感じられた時は、適時新しいものに交換されることをお奨めします。
□ パワーダンパーの素材は、常温において最高の性能を発揮するようにできています。それは雨天においても特に変るものではありません。しかし例えば、雪の中での使用や40度を超える炎天下での使用においては、本来の性能をすべて発揮することはできません。素材の特性上、あらかじめご理解ください。
□ アローケースなどに収納される時は、パワーダンパーに特に斜めの力が掛からないように注意してください。
□ 雨で濡れた後などは、乾いた布で水分を拭き取ってから片付けてください。
□ パワーダンパーに使われている素材は、日本の誇る最先端技術で作られた製品です。普通のスポンジやゴムではありません。類似品、粗悪品にご注意ください。

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