アーチェリーネットを張る

 あれから1年半。レンジができて10年が過ぎると、もうだめですアーチェリーネットも。
 風雨も問題なのですが、それ以上に紫外線などの太陽光が劣化を進めるようです。お肌といっしょでしょうか。それが証拠に、木陰の陽の当たらない側はまだまだなのですが、ご覧のようにこちら側は引っ張ればビリビリ破れてくるひどい状態です。ここまでくると、直さないとだめですね。
 で、1年半前の見積もりを見ると、込み込みで「¥270万」。でも、ないものはありません。
 そこで本来、安全を最優先させるべきなのですが、今回は安全には今後も細心の注意を払うということで、素材と仕様を落としての再見積もりです。
 アーチェリーネットの仕様(素材)を「No.709」の最強アーチェリーと書かれているナイロン製(Wニードルウェーブ)から「No.710」のポリエステル製PSアーチェリーネット(ラッセル網)に変更。アーチェリーネットは下部分と最小限の部分に限定。その他はゴルフ用に使用する15ミリ目のポリエチレン製ネット(No.528)を使用することで、コストダウンしました。最初は下部の60mまでだけがアーチェリーネットだったんですが、「95万円」の見積もりが出たうえで、いろいろ付随工事も含めて値切って値切った結果、仕様も変更。的前15mは全面アーチェリーネットにしました。上側のネットも目の細かいのに変えました。張替え部分は全長81m、高さ4.2mです。苦心惨憺したうえで、安くなるもんです。でも、安全には十分すぎるくらいの配慮はお願いします。
 梅雨の最中、まずは古いネットをネットを撤去して、上側から張りだします。一日仕事で、やっと完成。
 ところで今回、ネット自体の劣化が原因ではあるのですが、ネットが破れだした原因はネットを止めるのに使った針金の始末の悪さでした。(テニス部がトンボを立て掛けたのも原因ではあるのですが。) このことについて業者の方に聞いてみました。
 すると、ネット専門業者ならネットを止めるのに針金などは使わず、ロープで編んでいくとのことでした。最初の施工はレンジを作った大手ゼネコンがいっしょにやったことで、こんな仕様になっているとのことでした。いろいろあるんですねぇ。高い買い物です、注意をお忘れなく。。。。
 これであと10年は弓が射てます。 (^^ゞ

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