「ブレイド」シリーズには、常に登場人物たちの個性を彩る斬新なデザインの武器が登場する。ブレイドの愛用する刀や銃は本作でも印象的に使用されているが、それ以外にアビゲイルとハンニバル・キングにも実にバラエティ豊かな武器が用意された。アビゲイルは手首やブーツの先から飛び出すナイフや銃弾が7発装填できる拳銃、ヴァンパイアを真っ二つに切り裂くUVレーザー銃を使いこなしているが、中でも特筆すべきは“コンパウンド・ボウ”と名づけられた弓に、UV光線が炸裂する銀の矢尻を取り付けた矢だ。アリゾナ州ツーソンにあるアーチェリー・リサーチ社が製造を手がけたこの弓矢は、機能的でありながら、総重量がわずか25ポンドという超軽量で、ビールはこの弓を使いこなすために、弓術のコーチ。チャック・ランドについて撮影前から入念なトレーニングを行っている。一方、ハンニバル・キングの武器についてはライアン・レイノルズが次のように解説している。「脚には電気ピストル、腕には“ビーフイーター”という重厚な大型拳銃が取り付けられている。さらに“ボーン・ジャック”と呼んでいるショットガンも携帯しているよ。軍隊が使用するコンバットウェポンを大きく改造した銃でね、3種類の弾薬をミサイルみたいに撃つことができるんだ。そして銃弾は“サンドッグ”といって内部にUVの起爆剤が詰め込まれているのさ。あと、手榴弾、催涙ガスも持ち歩いているんだ。これ以上武器を増やせば、キングひとりでバルカン諸島の小島並みの軍事力になってしまうだろうね」。
         (「ブレイド 3」 公式サイト「PRODUCTION NOTE」)

「AR」(Archery Research)は、PSE社が生産するスペシャルブランド。そこで、聞いてみました。映画では、特別仕様の「AR37」と「AR34」を使用したとのこと。サイトは「Copper John」です。

 

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