O.K. Smathers
この的帽子(ヘルメット)のおじいさん(?)が誰か分かりますか? 誰か分かれば、なかなかですが。。。
1976年全米選手権で、初めて会いました。この後の全米でも毎回かお会い(お見かけ)していたのですが、今ネットで見たら1997年に亡くなられていました。ご冥福をお祈りします。
1914年生まれ。この時62歳。亡くなられたのが、83歳でした。ではあの時は何歳だったでしょうか?
XVIIIth World Championships
18th – 21st July 1957
PRAGUE, CZECHOSLOVAKIA 個人の「金」とアメリカチーム団体の「金」
Smathers 90m 70m 50m 30m そして70m・50m「金」の30m「銀」、70m「銅」です。
224/3 286/2 290/1 325/3 1125/2
222/1 275/5 289/1 320/3 1106/1
446/1 561/3 579/1 645/2 2231/1
アメリカが初めてチームで参加した世界選手権、1957年のプラハで個人優勝を果たした「OK スマサーズ」です。近代アーチェリーにおける、最初の世界チャンピオンと言えるかもしれません。
もちろん現役です。彼の前で引いているのはアール・ホイット Jr.、ホイットおじさんです。
そしてところで、なぜか彼だけが試合中もバイクで矢取りが許されているのです。最初は、起伏の激しいバレーフォージの会場だけが特別にかと思っていたのですが、そうではないようです。いつでもどこでも、このヘルメットとバイクでアーチェリーを楽しんでいます。
「世界選手権」は除いてですが、このようなイレギュラーを認めるのは、「世界チャンピオン」に対する尊敬であり、敬意であり、敬慕なのです。
昔の話や年寄りだからではありません。そんな世界チャンピオンがアメリカにはいっぱい、本当に一杯いるのです。
ところで、アメリカに「アーチェリーの殿堂」(Hall of Fame)があることを知っていますか?