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1969年 同志社高校夏合宿

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1970年 Hardy Ward 初来日

この「Photo Album」を書き出したきっかけは、昔々アーチェリーを始めた時からウチにあるなん10冊にもなるアルバムでした。
そのVol.1の最初の1ページ目に貼ってあるのが、この2枚の写真です。ほかのところにも書いてますが、アーチェリーを始めたのは「1969年4月」ですが、この記念すべき年の写真は北小松での夏合宿の1枚だけです。なぜか。

3年間はバイクに乗りません、3年間はこの弓で頑張りますと親に頼み込んで買ってもらった「Black Widow TF 66”-37#」。
それが翌年3月には「Hoyt 4pm Black 66″-39#」に変わって、1974年に「Hoyt TD2」を買うまでに、11本のHoytワンピースボウと脛をかじりました。

それと並んでいるのが1970年に来日した、世界チャンピオンのハーディー・ワードです。上の写真は多分、九州でのものと思いますが、各地でデモシュートをして5月5日の大阪府大グランドでの「全日本選抜西日本大会」参加のために、前日には昔の同志社高校の裏にあった同志社大学レンジでサイト合わせをしました。

XXVth World Championships Tournament
August 11-20, 1969
VALLEYFORGE PARK, USA

1.H. Ward  269/1 305/3 305/4 341/1 1220/1
USA    267/7 307/1 300/5 329/11 1203/2
   536/1 612/2 605/2 670/2  2423
2.J. Williams  256/9 314/1 299/13 336/9 1205/2
USA   277/3 306/2 300/4 332/6 1215/1
   533/2 620/1 599/6 668/5 2420
3.G. Telford   260/4 290/8 305/5 339/2 1194/3
AUSL   265/9 286/19 310/1 326/18 1187/7
  525/4 576/13 615/1 665/6  2381

生意気な高校2年生が勝負しに裏に行ったのですが、勝てませんでした。。。翌日の試合でも全く歯が立たないのは当たり前ですが、確かハーディーは長距離か90mが終わって、指が痛いとかで棄権したはずです。ただそれでも90mで280くらいを射ったはずです。

この後もハーディーとは全米選手権で何度か会ったことはあるのですが、彼の歳を調べようとネットを見て驚きました。
ホイットおじさんもホイットおばさんもそれなりの歳なので納得したのですが、2018年にハーディーが香港で亡くなっていたのです。1949-2018年、69歳。クリッカーを使った初めての世界チャンピオン。1200点を射った初めてのチャンピオン。
ご冥福を祈るばかりです。初めて目の当たりで見た「世界チャンピオン」。あの時から52年。世界チャンピオンとは射形や射ち方が「美しい」のは当たり前ですが、それに加えて彼を見た時から、「カッコよく」ないと世界チャンピオンにはなれないことを知りました。だからカッコよく、美しくありたいのです。

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