神頼みスポット
那須 与市 のお墓
即 成 院
そくじゅういん

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 もう何をしても当たらないあなた!! あとは神頼みしかありません・・・・。ところで、クイーバーに交通安全のお守りなんかを入れてないでしょうね。あれは当たらないようにするお守りですから、逆効果です。
 
 となれば、アーチェリーですがるとすれば、やはり日本にはこの人しかいないでしょう。そう、「那須 与市」(なすのよいち)。鎌倉初期の武将で1185(文治1)年、屋島の戦いで海に浮かぶ小船に付けた扇の的を一射で射落とした話で有名な弓の名手です。そして実は京都の人にもあまり知られていないのですが、那須与市の墓が京都にあるのです。それも通し矢で有名な三十三間堂のすぐ近く、泉涌寺の入り口(三十三間堂から車でなら5分くらいです)に位置するところに・・・・

 那須与市はその武勲によって、丹波・信濃などの五カ国に所領を賜り那須の総領になったまではよく知られているのですが、実は那須与市は屋島の戦いに出兵する途中に病に倒れ、本院の本尊である阿弥陀如来像の霊験により完治し、それにより功績を残したことで仏徳を感じて後に出家し本院に入り生涯を閉じた(寺伝によれば)のです。
 
 そこで本堂の阿弥陀菩薩像をお参りした後、右手から那須与市の墓と伝えられる石造宝塔への通路を10mほど行くと・・・・・
 
     
 
 で、ここまでは普通の観光案内なのですが、実はここをお参りする人たち(ほんとにお婆さんが多い!!)の一番の目的はほかにあるのです。実は那須与市の墓に通じる通路の入り口の横に厠(便所)があるのです。

 那須与市の墓を参った後で帰りにこの厠で用を足すと中風にならないとか、下の世話にならなくてすむという言い伝えがあるのです。この根拠は住職に聞いても定かではないのですが、ともかくはそれを信じて毎日多くの人がお参りしているのは事実です。
 
 アーチェリーの上達と老後の心配のあるアーチャーはぜひ一度お参りしてみてはいかがでしょうか?!!!

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