アーチェリー事業の撤退について
2002年2月1日
当社は、この程、本年2月生産分をもってアーチェリー(洋弓)の生産を終了し、本年9月末日には販売活動を終了、同用品事業より撤退する事を決定致しました。
当社は、1959年に日本で初めてのFRP製アーチェリーの生産開始以来、アーチェリー競技の普及・拡大に努めて参りました。その間、国内では国体、インターハイの正式種目として採用されるに至り、当社製品は世界の有力選手にも使用され、オリンピックに於いては5大会で6人の使用選手が金メダルを受賞するなどの実績を残して参りました。
しかしながら、昨今の少子化の影響等によるアーチェリー需要減少を踏まえ、市場シェアとしては高い状況にありながらも、事業としての継続は採算上困難との判断から、この程、全社の事業戦略見直しの中で、アーチェリー事業からの撤退を決定したものです。
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決定内容
アーチェリー(洋弓)の生産及び販売から撤退
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撤退時期
2002年2月生産分にて生産を終了。
今シ−ズンの商品に関しては、例年の9月までに想定される販売数量(1,000セット)を用意。
販売店の注文に応じて順次出荷し、9月末日をもって事業より撤退の予定。
*事業撤退後もアフターサービスについては継続させて頂きます。
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現状の売上規模
<通期売上見込み> 1億2千万円 (2002年3月期)
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業績に与える影響
<損益面> 今回の事業撤退が業績に与える影響は極めて軽微です。
<人員面> 社内配置転換にて吸収。
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