原糸は切れなくても、サービング糸は結構切れます。偶然、突然、練習中にサービングが切れました。ノッキングポイントの間がちょっと毛羽立ってきたかなと思っていたら、切れました。ノックがスコスコで使えません。試合が近ければ当然ストリングを替えていたのですが、こんな時のために予備の同じ状態のストリングを持っておく必要があります。 |
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このストリングはメモを見ると、2ヵ月半くらいで5000射弱使っていました。まだ原糸は使えそうなので、センターサービングだけ巻き替えます。 |
実は今回初めて使ったのですが、ノックセットを取り付ける専用プライヤーにノックセットを外す機能(リムーヴァ)が付いていました。これは便利です。ストリングを傷めることなく簡単にノックセットが外れました。あとはカッターで原糸を傷めないように、ノッキングポイントと切れたサービングを取り除きます。 |
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ストリングを一旦弓から外し、ストリングを半分に折って中央に印を付け、そこからゲージのクリップが掛かる所までの長さを上下に印を付けます。この時ストリングの捩りを、捩っていない状態に戻しておきます。30数回転捩っていました。出来あがった時に捩ればサービングが締め込まれます。 |
原糸には水性ペンで印をつけますが、原糸が黒だと分かりません。そこで個人的には白のクレヨンのカケラを使っています。 |
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サービングは上から下に、右回転で巻きますが、巻く時に弓を逆に立てて下側から上に巻いていくようにします。こうすることでサービング糸の間が絞まり、自然にしっかりとキレイに巻くことができます。 |
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今回サービング糸はBCYの「400NylonSoft」を使いました。「0.017”」という太さですが、途中でノックをはめてみてキツければノッキングポイント部分だけ強く巻くなど工夫するのも方法です。ノッキングポイントを付ける前には、弓をバンバン弾くことを忘れないようにします。 |
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最後にノッキングポイントを付ければ完成です。念のためサービングの端にも瞬間接着剤を垂らしておきます。なお今度は切れない(にくい)ように、ノッキングポイントとその間にしっかりとゴムの被膜を付けておきます。 |
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所要時間は全部で20分程度でした。 |