雑誌「アーチェリー」の企画で1981年5月15日にヤマハの浜松中沢レンジでシューティングマシンによる的中精度を確認するテストが行われました。(1981年8月号) |
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この時の条件は、北東の風、風力2.3m、曇り、気温20.3℃、湿度70%。そして50・30m72射の結果は、 |
10-10- 9-10-10-10 = 59 |
10-10- 9-10-10-10 = 59 |
10-10- 9-10-10-10 = 59 |
10-10-10-10-10-10 = 60 |
10-10-10-10-10-10 = 60 |
10-10-10-10-10-10 = 60 50m 357点 |
10-10-10-10-10-10 = 60 |
10-10-10-10-10-10 = 60 |
10-10-10-10-10-10 = 60 |
10-10-10-10-10-10 = 60 |
10-10- 9-10-10-10 = 59 |
10-10-10-10-10-10 = 60 30m 359点 |
合計 716点 |
今でこそ30m360点の世界記録が存在する状況から考えれば、359点やマイナス4点はさほど意味を感じないかもしれません。しかし、ここでシューティングマシンがアウトドアでパーフェクトの720点を逸した理由を考えると、50mでのマイナス3点は風なのです。(ただしこの時はまだアルミアローが使われています。)マシンは外的状況の変化に対応してのサイトの変更やエイミングポイントの変更ということはできません。そして30mでの一本のミスはその前回にノックが破損したために矢を交換した、その矢が10点を外しているのです。弓やマシンの精度の問題ではなく、矢の精度による誤差からの9点でした。 |
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