有弓休暇(33)

 ちょっと自慢。
 何だかわかりますか?! うまそうなビールでしょ!!
 そうなんですよ。ブビンガの1枚板のテーブルです。ブビンガについては、こちらをまずはご覧ください。で、偶然家具屋さんを覘いたら、いい板があったので、いつもの思い付きで買ってしまいました。
 とはいっても、ただのテーブルではありません! この板が気に入ったのは、大きさもカタチもなんですが、それに加えて、いいところに「割れ」が入っていたのです。
 よく木のテーブルで△▽2つのリボンみたいな模様に目が止まったことはありませんか。「千切り」と書いて「チギリ」と読むようですが、木は生き物のため時間が経つと動きます。そこで合わせた木なら隙間が空かないように、割れがあればそれが広がらないように、千切りを打ち込んで留めるのと、それ自体が洒落たデザインというわけです。
 普通は色も大事ですが、黒檀などの硬い木を使うようです。が。今回は気に入ったブビンガ(赤ホイット)に、ローズウッドの黒ホイットで千切りを入れてもらいました。どうです?!
 作るのは、ほんと大変だったようです。弓の方は木が合わせてあるので割れないようにリボンを取るのも大変ですが、グラスが間に入っているので普通の工具では簡単に切り出せなかったようです。ありがとうございますぅ。まっこれを無理矢理お願いして、条件に買ったんですが。。。
 ということで、どうです。美しいでしょう。千切りが2つ。
 このテーブル、何がいいといって、テーブルの上に酒の肴がなくっても、テーブルを肴に2時間は話題が尽きないってとこです。
 話題が尽きかけたら、もうひとつ。違う業者さんですが、テーブルの脚もカーボンロッドでデザインしてみました。800ギガパスカルと240ギガパスカルのスタビライザー用のロッドを使った脚です。テーブルの下であと1時間は飲めます。
 ということで、テイクダウンにはわからないでしょうが、昔懐かしワンピースボウを知ってるアーチャーへのプチ自慢でした。
 機会がありましたら、京都でちょっとお茶漬でも食べていきなはれ・・・。

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